歯列矯正可能な年齢

歯列矯正可能な年齢

一昔前までは、歯列矯正は子供の頃に済ませるものという考え方が一般的でしたが、治療技術の進歩が著しい現代においては、成人以降でも無理なく矯正治療を行うことが可能となりました。そのため、歯列矯正に年齢制限は特に定められていないというのが実情です。

 

しかしながら、歯列矯正に適さない状況におかれやすい年代は確かに存在します。そこで、このページでは各年代の歯列矯正について簡単にご説明していきたいと思います。

 

第一次成長期
7〜13歳頃までの第一次成長期は、比較的骨格の矯正が行いやすい時期となります。この時期は、顎骨の成長期にあたり、特に受け口の矯正に適した期間とされています。
この第一次成長期、永久歯が生え始める/生え揃う時期となるため、将来を見据えた歯列矯正を始めるのに最適とされています。

 

第二次成長期
13〜18歳までの第二次成長期は、顎骨の成長が落ち着いている分、第一次成長期よりも顎骨の矯正が難しいとされています。場合によっては、抜歯や外科的施術が必要となるケースもあるため、治療方針を慎重に決める必要があります。
一方で、全ての永久歯が生え揃っているため、歯列矯正の計画が立てやすいというメリットもあります。また、口元の見た目が気になる年齢のため、自分の意思で歯列矯正を行いたいという気持ちが出やすく、治療に協力的になる傾向が見られます。

 

成人期
19歳以降の成長期は、顎骨の成長が完全に終わっているため、上顎と下顎のバランスによる歯列矯正を行うことがほぼ不可能となります。そのため、矯正治療において抜歯や外科的手術が必要となるリスクが上昇します。
また、成人期は審美目的から治療を希望するケースが多く、高額な治療費を払いながら、治療に真摯に取り組む人が多いという特徴があります。

 

治療可能年齢の上限ですが、年齢よりも「歯と歯周組織の健康が保たれているか」が重要となります。何歳であっても健康状態が良ければ、歯並び全体に対する矯正治療は理論上可能です。
最近は、40代50代から歯列矯正を始める方も増えているので、年齢を気にせず、まずは専門医に相談することから始めると良いでしょう。